不況の影響もあって、新車の販売台数が落ち込んでいる。そこで、注目されているのが「認定中古車」というもの。

認定中古車とは、自動車メーカーや販売店(正規ディーラー)により厳しい基準に則って点検・整備がなされ、品質が保証された中古車のことをいう。一般的な中古車よりも価格は高くなるが、しっかりとした点検・整備がなされているため、安全で信頼性が高いということで人気がある。新車だとなかなか手が出ないが、認定中古車であれば新車よりも安い上に保証も厚く、安心も担保される。自動車メーカーや正規ディーラー側としても、ブランドを汚すような中古車を販売しないだろう。

認定中古車には、ユーザから中古車を下取りして業者向けのオークションに出すよりも、自社販売をしたほうが値崩れを防ぐことができるという、販売店側のメリットがあるという。認定中古車をエントリーモデルに位置づけ、それをフックとして新車の販売にもつなげたいという狙いもある。 :cool:

トヨタ自動車では、レクサスの認定中古車を現状の約500台から1,000台にまで増やし、品揃え強化を図るようだ。レクサスではハイブリッド車やSUV車といった新モデルの投入が予定されており、買い替え需要が高くなると予想している。レクサスといえば高級車。不況のため、今年1~2月の販売が不振(前年比6割減)ということもあり、認定中古車により巻き返しを図る。

日産自動車でも、認定中古車の取り扱いを行っている系列販売店を「U-CARS クオリティショップ」として統一。専門サイトは4月1日から開設している。日産ディーラーだからこそ可能な、充実のラインナップを実現している。